川柳小噺

エッセイをまとめたら17音になった

お爺さんになった犬

いっとき、犬を飼いたかった。毎日犬の本を眺め眺めしているうちにお腹がいっぱいになってきて、飼う機を逸してしまった。

 

 

お隣はオスの柴犬を飼っていた。息子が帰省するたびに吠え、いつからか我が家の番犬のようにもなっていた。

 

 

10年以上経ち、お隣の彼はもう吠えなくなった。お爺さんになってまあるくなったのだ。

 

 

少し寂しくなった。

 

 

高齢化となりの番犬も静か                           由美

 

 

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