週に1回母に電話をする
母もそれをわかって待ち受けてくれている
以前は耳が遠く補聴器もしていなかったので
電話よりもLINEがメインだった
補聴器をするようになってから会話がスムーズになり
電話で話すことが楽しそうだったので
お互いに空いている日に電話をすることにした
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最近その電話がうまく噛み合わない
なんと言うか母が一方的に喋ることが増えた
耳が聞こえない頃の母に戻った気がして
不安になって母の近くに住む妹に
補聴器が合ってないのではないかと相談した
妹によると耳はちゃんと聞こえているので
話を理解するのに時間がかかっているのではないか
と言う事だった
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安心するとともになんだかわかった気がしてきた
週に1度母は電話で話をすることを用意している
電話のたびにずっと喋り続けるのは
話すことがなくて黙る時間がないようにだろう
しかしそれでは一方通行で会話ではない
こっちの言うことも少しは聞いてほしいと思い
機関銃のようにしゃべり続ける母に時々
大声で「聞こえてる?」と話を遮るとふと我に返り
聞こえてるよと返事があり
やっと私のしゃべる番が来る
別に空白の時間が長くても
話すことがなければそれで電話を切ってもいいし
無理に話そうとしなくても
ゆったり話ができればいいと思っているのだが
いわゆる黙っている時間が長いと
不安になるタイプなのかもしれない
電話代を気にしないで済むスマホプランだから
他愛ない話をつらつらしてもいいんだけどな
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決まった日に電話をかけるのも良し悪しだなと
そう思いつつ週一のルーチンは続いている
黙ってる時間は行間と思う