子供が小さいころ世話になった小児科は内科の看板も上げている
昔は内科、外科、小児科、整形外科、皮膚科などシンプルだった
いまは同じ内科でも循環器、呼吸器、消化器、など患者が判断して病院を選ばねばならない
面倒くさい
その点小児科はオールマイティ
子供の病気は小児科へ
少子化であっても仕事は多い
いや逆に少子化だからこそ子供に対する親の期待値は高い
大学生になった子供がその小児科へ久しぶりに行き診てもらった
帰宅した息子にどうだったと聞いたら
病気のことより、
先生に大きくなったなあって言われたよ
となんだか嬉しそうに話していた
内科の看板が、その病院を卒業しないで済ませてくれている
小児科は先生だけが老いていく 毛利由美