紫陽花の季節になると
思い出すことがある
娘が幼稚園前
紫陽花にいた直径4cmほどのカタツムリをとってきた
適当な入れ物がなかったので
紫陽花の葉と一緒に
紙コップに入れ机に置いておいた
いっとき目を離したすきに
その紙コップは倒れ
カタツムリはいなくなっていた
這い上がったカタツムリの重みで
紙コップが倒れたようだ
探し回っても見つからない
末っ子はまだハイハイの赤ちゃんで・・・
はたと気づいて彼を見ると
口をもぐもぐしている
えっ、まさか・・-?
慌てて口を開けさせると
口いっぱいにカタツムリ💦
引っ張りだそうとしたら
舌にくっついて
カタツムリが異様な長さでビヨーンと伸びた
うわわわわとなりながら
無事カタツムリを救出
息子に歯が生えてなかったので
一命をとりとめた
そのあとカタツムリをどうしたのか
その記憶はない
紫陽花にワンポイントの蝸牛 毛利由美