村上春樹の「街とその不確か壁」
長編なのでまだまだ先は長い
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「きみ」と「ぼく」が待ち合わせるシーン
いつも待ち合わせの時間より先に来る「きみ」が
30分たっても現れない
ひっきりなしに腕時計を眺めながら
不安に駆られる「ぼく」に
昭和のあの日が蘇る
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今はケータイがあるから
待ちぼうけのあの不安を若者は知らない
家族の注目をあびて出る黒電話
アナログなラブレター
ポストに投函したときの音
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今よく言われる半ば揶揄するような「昭和だね」
それでも昭和だから知っているあの日の記憶
これも1つの宝物
「昭和だね」でくくって欲しくない昭和