母は81歳
耳が遠い
昔から大きな音でテレビなどを聞いていたので
若い頃から耳が悪かったのかもしれない
今はほとんど連絡はメールで行っているが
時々母から電話がかかってくる
そして一方的に喋りまくってそして電話を切る
こっちがやっとの思いで喋っても
一瞬でスルー
多分喋りたいことがたくさんあって
電話をしてきてくれているので
それはそれでかまわない
でもやっぱり不便だろうからと
近くに住む妹が付き添って
補聴器を作ってもらった
それでもやはり電話では難聴の癖が出て
受話器をぎゅっと耳に押し当てて聞こうとするので
音がハウリングしてうまく聞こえないらしい
受話器を少し離して聞いたら?といっても
すぐに忘れる
そういえば
私の誤飲相談の仕事ではお年寄りが
補聴器の空気電池を食べたという問い合わせもある
歳をとるって大変
補聴器をつけ常温になった母 毛利由美