百田尚樹さんの
「夏の騎士」を読んだ
百田版スタンド・バイ・ミーと言われる
少年時代の友情や恋をえがいたものだ
百田尚樹と言えば
「海賊とよばれた男」や「永遠のゼロ」など
名だたる長編小説があり
今回もそのような長編を思って借りたのだが
意に反して
サクサクと読める青春小説だった
子供時代の分かったようで分かってない
男子の幼さや女子のこまっしゃくれた早熟さ
昭和の子ども時代が自分の昔とリンクして
懐かしいような気持ちで読了した
おどろおどろしい場面もあり
ちょっといけない場面もあり
そしてそれが令和の今へと続いているというラスト
後ろ髪を引かれながら図書館に返却したが
また読みたくなったら借りようと思う
と書いたところで
私には「買う」という選択肢がないことに気づいた💧
図書館に置いてないから買った本 毛利由美