夜中また地震があった
震源が浅いのか、あるいは近いのか
予兆の地鳴りをあまり感じることも無いまま
いきなり大きく揺れだした
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だからといって何をするわけでもない
布団を被ったまま嵐(地震か)が過ぎるのを待つ
何度も地震を経て
ちょっとやそっとでは倒れないと思う心の余裕と
いわゆる‘’慣れ”で
街自身何事もなかったかのような
過ぎたあともいつもと変わらない深夜
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でも本当に大丈夫なのかな
大きな地震を体験した家は
築年数以上にダメージをうけているはずだ
いつかちょっとした地震をきっかけに
大きな亀裂とならないのだろうか
震度4街は眠ったふりをする 毛利由美