2019-03-07 旅立ちの季節 卒業のシーズンになると思い出すことがある 3人の子どもがいて、これまでも数多くの卒業式に参列したが、1度だけ泣いてしまったこと。 長男の高校の卒業式。クラスごとに保護者に向かい、「これまで育ててくれてありがとうございました」と全員が頭を下げたとき。 体が弱かったこと、家を出るということもあったのだろう。 押し寄せるような感慨に襲われ、こみ上げるものを止めることができなかった。 そして彼は出て行き 空っぽになった部屋の存在感を思い知らされた。 おめでとう第2ボタンのない君へ 毛利由美