川柳小噺

エッセイをまとめたら17音になった

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鉄腕アトム

近くにありながら行っていなかった

 

 

手塚治虫記念館に行ってきた

 

 

歩いて20分位のところにある

 

 

まだ子どもたちが小さかった頃来たことがあったが

 

 

子どもと一緒に見るのと

 

 

ひとりで見るのとではのんびり加減が雲泥の差

 

 

むかし

 

 

わたしが小学生になった時

 

 

勉強机と椅子を買ってもらった

 

 

その頃鉄腕アトムが流行っており

 

 

椅子も鉄腕アトムのついたものを買ってもらった

 

 

どうやら親は赤のウランちゃんのつもりだったらしい

 

 

が、わたしは譲らなかった

 

 

長い間わたしは緑のアトムとともに過ごした

 

 

だからこそ行ってみたかった

 

 

館内は手塚治虫で溢れていた

 

 

作品数の多さや手塚治虫の多彩さに

 

 

わたしの見立ては正しかったと実感した

 

 

(何を偉そうに😅)

 

 

館内は空いていた

 

 

関心のある世代が熟年層だからだろう

 

 

ちょっともったいない気がした

 

 

あのころは万能だった原子力                         毛利由美

 

 

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