平野啓一郎さんのインタビュー記事
「ありのままの自分でなくていい」を読んだ
>対人関係ごとに異なる顔(分人)すべてが本当の自分
これを「分人主義」と呼んだ
対人関係に応じて人格が変わるのは自然と唱える
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これを読んで昨年の冬ドラマ
「いちばんすきな花」を思い出した
偶然出会って仲良くなった男女4人が織り成す物語
これまた偶然に4人共通の知人がいたことに気づく
しかし4人がこの知人に抱く印象がまるで違う
そしてこの知人の登場となるわけだが
結果4人の持っていた印象を全てあわせ持っていた
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確かに私もこの人にはこんな私で
あの人にはあんな私でと
接し方も人に合わせたものに自然となる
相手は私を‘’そんな人‘’と理解するわけだ
どんな相手とも一律の自分でいるのは多分苦しい
KYと言われても動じない太い神経も持っていない
多重人格でなくそれぞれが自分
平野啓一郎さんはこう締めくくっている
「職場や学校でうまくいかなくても、そのほかの場所で生きる好きな分人があれば、それを足場に人生を持続させていけばいい。自分らしさを固定的に捉えないことが大切なのではないでしょうか」
「らしさ」より「らしく」が生き方の基本